情熱直球MIC.デザインリフォーム

リフォームよもやま・・と時々日記

リフォーム通信 1 外装編

桜が咲き始め、いつの間にか春が来ました。

春が過ぎると建物にとって一番怖い季節、梅雨。湿気の季節が来ます。

今日は外装のメンテナンスについて少しアドバイス。

大切な我が家を長く、快適に使い続けるには定期的なケアが必要です。

建物外部(屋根も含む)の塗装やコーキングはおおむね10年(使われている材料の種類によって差があります)で効果がなくなります。  

『雨漏りしてないから大丈夫・・・』 そのまま放置しておくと 油断している間に建物内部(壁の内部)に湿気や雨が進入。

カビの発生、断熱材が湿気を吸って効果がなくなる、更には木材の腐食、シロアリの発生など建物のダメージは 見えないうちに進んでいます。

計画を立てて定期的にケアしていきましょう。

簡単な点検は自分でもできます。休みの日など建物の外部など見て回ってみましょう。

外装・外壁・塗装・サイディング  

① 壁を手で触ってみると白い粉のようなものがつく。(チョーク化現象)  ※写真  

② 雨や水がかかると色が濃くなる。  

③ 細かいヒビ割れなどが確認できる。

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コーキング(サイディングの継ぎ目やサッシの周り)  

① 弾力性がなくなっている(建物の動きについていけない)  

② 白く変色し、細かいひびが見える。  

③ はがれたり、浮いたり、亀裂が確認できる。   ※写真

屋根  

① ツヤがなくなってきた。・・・*危険ですから屋根には登らないでください。  

② コケが生えたりざらついている。  

③ 金属屋根などにさびが出てきた。  

こんなサインが出てきたら危険信号。早めのケアをお考えください。

よく市販の塗料やコーキングなどで 自分で補修されているのを見かけますが、 種類や工法が適切でないと効果は期待できません。

かえって後々面倒なことに・・・ 外部のメンテナンスはプロに任せるのがベスト。

信頼のおける業者と相談されることをお勧めします。

人も建物も健康であることが大事。健康診断を受けましょう。

そういえば私も長く受けていないなあ。 今年こそ必ずやっとこ!